市川事務所では、お客さんに一切売り込みをしません。
依頼したいと相談に来ている人にも一切売り込みをしません。
どういう事かというと
あらゆる点をウソ偽りなくしっかりと説明して、その上でそれでも依頼したいかどうかをお客さんに決めてもらうのです。
何でそんな面倒なことをするかというと
後でお客さんが「こんなはずじゃなかった」と後悔して欲しくないからなんです。
とか
「この値段は高すぎた」
とか、後から感じるようなら最初から依頼しない方が、そのお客さんは幸せに決まってます。
だから事前にすべてを説明して、その上でお客さんが「依頼したい」と明言した場合に受託しています。
これに少し関係した、ちょっとしたエピソードがあります。
実は、市川事務所は今では「行政書士」と「社労士」を兼業してますが
最初は社労士としては開業していませんでした。
でも、社労士としても開業しようと思ったきっかけがあったんです。
当時、まだ行政書士事務所だったので、既存のお客さんから社労士の仕事をお願いされた場合、他の社労士事務所に仕事をお願いしていました。
その社労士事務所にお客さんを紹介したのですが、最初の打ち合わせ時に炸裂したセールストークに驚愕したんです。
どんな感じのセールストークをしていたかというと
(社労士業務だとイメージしにくいと思うので、社労士資格の予備校の営業マンで例えます)
その社労士事務所の場合
「社労士試験と言うのは、100人中95人が落ちる試験ですよ。」
「独学で合格する人はほとんどいませんし、私の周りでもそんな人は見たことがありません。」
「社労士試験に合格したければ、少しでも早く資格の予備校に入学するのをおすすめします。」
「当校は、定員が決まっていますので早く申し込んだ方が良いですよ。」
「今なら、特別価格で入学できます。」
「特別価格で入学できるのは今だけです。どうしますか?」
と、まぁこんな感じでした
このセールストークを聞いて、「なんだこの事務所は!」って思ったんです。
完全に依頼させることをあおってるじゃないですか。
元々、当事務所のお客さんなのに、そんな対応をされるとちょっと・・・・・。
こりゃいかんと思って、社労士業務も自分ですることにして、社労士でも開業したというわけです。
ちなみに、上記のセールストークについて当事務所ならこのように伝えます。
市川事務所の場合
「社労士試験は、100人のうち必ず5人が合格する試験です。」
「しかも下位の50人は、ほとんど勉強せずに受験するので、必ず落ちます。」
「残りの50人のうち20人は、ある程度勉強しますが本気ではないです。」
「残りの30人が、合格に向けて本気で勉強しています。」
「つまり、この30人の中で5位以内に入れば合格する試験なんです。」
「本気でやれば、独学でも合格できますので、費用も安くなります。」
「これまで、独学で合格した人を実際に見てきました。」
「もちろん、独学で合格するにはストイックで折れない心が必要です。それに比べると予備校に通えば、仲間もできますし講義形式の授業を受けることで理解しやすいのは確かです。」
「どちらを選択するかはお客様次第です。」
「今日は、一旦持ち帰ってゆっくり考えて決めてください。」
「それでも一緒に頑張りたいと思ったら是非声をかけてください。」
こんな感じです。
本当のことを全部伝えて、その上で依頼するかどうか決めてもらうんです。
このやり方の方が親切だと信じて、ずっと続けてるわけですが。。。
ずいぶんと、売り上げを逃しました 🙂
・・・・・・。
・・・・・・。
まっ。いっか。
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