解雇されたら会社を訴えるべきだと思いますか?
世の中には、いろんなことをして解雇や停職になった人がいますよね。
例えばこんな感じ
- どこぞの公務員で、酒気帯び運転で懲戒免職になった人
- どこぞの公務員で、勤務中にタバコを吸って停職1年になった人
- どこぞの社員で、勤務中の態度が悪くて解雇になった人
- どこぞの社員で、とにかく協調性が無くて解雇になった人
処分のやり方や処分が重過ぎるかどうかはともかくとして、
どー考えても、酒気帯び運転や禁止されたタバコを吸ったという、この人の行動が悪いに決まってます。
そんな中、自分の行動を棚に上げて、裁判をおこすこの人たちってすごいな~と思います。
私だったら、少々処分が重かったとしても、市や会社を訴えるなんて恥ずかしくてできないですよ。
だって、自分が悪いんだから。
それなのに裁判で争う人は、何がすごいってハートが強すぎです。
特に自分の行動を棚に上げる所なんてすごすぎる。
まぁ、中には「そもそも処分が重すぎるのが違法だ!しかも解雇や停職になると収入がなくなるのだから訴えるのは当然だ!」と考える人もいると思います。
でも、こんな意見は私の中では全く理解できないんです。
ちょっとこちらを見てもらえますか。
これから紹介する文章は、弁護士の大山滋郎先生(弁護士法人横浜パートナー法律事務所)が、レポートの中に書いていた文章です。
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将来、仮に息子がリストラにあったとします。
そうしたら、こんな手紙を書きたいですね。
会社も、好き好んで君を辞めさせたわけではない。今の経済状況の下、やむを得なかったのだ。
君が本当に会社にとって必要な人間なら、会社は君を手離さなかったはずだ。
君が本当に有能なら、どこの会社でも採用してくれるだろう。
君が、どの会社にも採用して貰えないような人間なら、今までそんな君に給料を支払っていた会社に、心から感謝しなさい。
君が今やるべきことは、不当解雇で会社を訴えることではなく、自分自身の実力をつけることだ。裁判などしていては、一生自分自身の力を付けることはできなくなるぞ。
これは私の本心です。息子には、是非ともこう言いたいと思います。
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レポートココまで。
なんて素晴らしいレポート!
1年以上前に読んだレポートなんですが、この言葉は大好きで、初めて読んだときのことを今でも鮮明に覚えていますよ!
「これだ!この言葉だ!」って思いました。
この手紙は私の考えを全てを語ってくれていますよ!
冒頭で紹介したような人たちには、人のせいにはせず自身の改善や実力をつけることに意識を向けて欲しいなぁと思います。
まぁ、その人たちを採用した会社や自治体にも責任があるんですよね。
今後は、ぜひとも採用のやり方も改善して欲しいですね。
(当事務所でも、改善サポートをやってますし)
※ちなみに、この記事は全く非が無い状態で解雇された人は当てはまりません。
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