「ぜひ挨拶に伺いたいのですが!」
当事務所には、開業当初から提携や協業をしたいという連絡がよくあります。
ホント、しょっちゅう電話がかかってくるのですが、この連絡をしてくる方は、だいたい次の3つの業種です。
- 保険代理店
- コンサル会社
- 税理士、公認会計士
この中で、税理士さんや公認会計士さんは、実際に業務提携した良い方もいらっしゃいました。
その中には今でもお世話になっている方もいて本当に助かってます。
が・・・・、そうじゃない人もたくさんいます。
経験では上2つ(保険代理店とコンサル会社)は酷いパターンが本当に多い!
もちろん、全ての会社というわけではないんですが、酷い確率が高いです。
例えば、先日あるコンサル会社から電話があった時のことです。
リーン。リーン。(電話が鳴る)
「行政書士・社労士市川事務所です。」
「株式会社○○の△△と申します。」
「ホームーページを見て、ぜひ協業したいと思いまして電話しました。」
「協業ですか?具体的に、うちのどこが良かったですか?」
「ホームページを見てぜひと!」
・・・・・・・・。
(あやしい・・・。)
(会社名を聞いたら、そこそこの規模がある会社だけど、このしゃべり方・・・。これは会っても意味ないパターンだ。)
(断ろう。と思ったその時)
「当社の役員と一緒に伺わせていただきたいのですが!」
「役員もぜひ挨拶をと言ってまして!」
(ん?役員が来るの?それは珍しい。)
(この規模の会社で、役員が来るというなら本気かな?)
それなら試しに会ってようと思って、とりあえず会う約束をしたんです。
そして、約束の日
しかし!なぜか当日は、役員は来ずにその営業担当者が1人だけ・・・・。
「役員は急用が出来まして~」
(ウソくさい~。会ってもらうための作戦だったのか?)
その時点で、拍子抜けしちゃいました。
そして、最初の一言目がこんな感じでした。
「当社はこのような事をしていまして、もし御社のお客様で興味があるところがあればぜひ・・・・・と思いまして」
(なんだ?この人?協業したいって言ってたくせに、一言目からお客さんを紹介して欲しいだって?)
(順番がおかしいんじゃない?)
そして、さんざん自分の会社のサービスを説明し終わった後に、
「当社からもお願いできることがあればとも考えています。」
「ところで、どのようなサービスが得意でしょうか?」
(えっ?なんだこの人?うちのHPを見てぜひ協業したいって思ったんじゃないの?)
(うちのHPを見たら、どんなサービスが得意か分かるだろ。うちはHPだけで集客してるんだから)
(訪問先の事も調べずに来て、うちのお客を紹介しろと・・・・)
(この人、突っ込みどころ満載だ。。。。)
すごい勢いで成長している会社は、本当に凄い会社か怪しい会社のどちらかに分かれる
ちなみにこの会社は、現在どんどんウェブ広告を使ってサービスを全国展開しているところです。
更に、営業社員を使って、顧客を増やそうとしてるわけですね。
でも、営業社員の教育が全然行き届いてないですね。
無理に会社を成長させようとして、歪みが出ているパターンです。
こんな営業のやり方で、大きくなろうとしてるなんて「正しい信念」が無いなぁって思っちゃいました。
サービスの内容も確認しましたが、個人的にはイマイチだったので、その場でお断りしました。
こんなところに、当事務所の大切なお客さんを紹介できないですよね~。
私が出会ったコンサル会社の大多数はこんなもんです。
(私が本当にすごいコンサル会社だと思ったのは、今まで2社だけです。)
こんな感じで、当事務所のお客さんだけが目当ての会社って多いんですよ。
時間がもったいないなぁ。
ホント困ったもんです。
このような事例に対する解決策が見つかった!
どこで読んだ記事か忘れたのですが、こういう会社から身を守る方法が見つかりました!
それは最初の段階で、「会って話をするなら、その時間分の相談料を頂きます。」と伝えるだけ。
これは良い方法だ!
何でもっと早く気が付かなかったんだろう!
これなら、本気の人だけが来るようになりますよね!
同じ悩みを抱えている士業の方がいれば、ぜひ試してください。
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