タミヤが開催するレースでは激速のTA08ですが、ハイグリップタイヤを履いて地域のサーキットで走らせた場合はシャーシの柔らかさでかなり癖のあるマシンになっちゃいます。
一発のタイムはある程度出るんですけど、アベレージを揃えようとするとまぁ大変!
それらの苦労話を書くだけでも複数の記事ができちゃいます!
なので、それは省略するとして、とにかくハイグリップタイヤを付けて走らせると大変なんですよね。
それをなんとかしたいので今回は、TRF420足に改造して、更にアッパーデッキを付けて「TA08改、なんちゃってTRF420を作る!」に挑戦です。
まずはTA08をTRF420足に改造
こう書くとなんだか難しそうな感じに見えますが、実はTA08をTRF420足にするだけなら便利なアイテムが存在しまして、それがこちら!
TNRACINGで購入できる、TA08にアッパーアーム取り付け用のピロボールを装着できるパーツです!
これさえあれば、後は簡単!
TRF420足のパーツとターンバックルを買うだけです。
サスアームなどを個別に買い集めても良いのですが、アフターパーツなどもあって1つの店舗で全ての在庫があるところが少ないので、手っ取り早く済ませるため「TRF419サスペンションアップグレードセット」を買いました。
この中にターンバックルを除く、ほぼすべてのパーツが入ってます。(後はアジャスターとターンバックルを買い足すだけ)
ターンバックルは、丈夫さとコストパフォーマンスを考えてヨコモの33mmのものを選択。
あとは、アジャスターが2本足りないのでこちらですね。
これで必要なパーツは揃ったので、さぁ組み立て!
TA08のフロントをTRF420足へ
これは特筆することが無いので、さっと行きます。
Cハブとサスアームを切り離して、ささっと組み立て。
リバウンドストッパーのイモネジはTA08のサスアームから取り外してそのまま使います。
通常はサスアームにストレートリーマーを使って、サスアームがスルスルになるように加工するのですが、このサスアームは精度が良くて何もしなくてもスルスルでなんでラクチンでした!
あっ。ちなみにナックルだけはクラッシュに強くするためイーグルのTA07用のアルミ製を使ってます。
そして重要アイテム、先ほどのTNRACINGのパーツの登場です!これを使ってアッパーアームの取り付け部分を作ります。
アッパーアームの取り付け位置が3カ所ついていて、真ん中が標準位置、外側にするとクイック、内側でマイルド。(らしいです)
取り付けはこんな感じです。今回は一番外側の穴を使ってピロボールを取り付けてます。
上の写真では、ロール量の調整のためにピロボールの下に1mmのスペーサーを入れてますが、この辺りは実際に走らせてみて調整ですね。
さぁここまでくれば後は、サスアームを取り付けるだけ。
あっという間に完成です!
向かって右側がTRF420足で左がTA08の足です。TA08はAアームだから違いが分かりやすいですよね。
同じ流れで反対側もTRF420足に変更してフロントは完成!
こちらの写真がTA08のAアーム足
こちらが今回の改造後のTRF420足です。昔ながらのアッパーアームなので、各種調整がやりやすそうです。(だって、こっちの方が慣れてますもんね)
ちなみに、フロントサスアームを取り付ける際、リヤ側に0.5mm厚のシム、でフロント側に0.75mm厚のシムを入れるといい感じの位置に取り付けることができました。
フロントにTRF420足を付ける時の注意点
ちなみに、TA08のフロントにTRF420足を付けるとSSBBダンパーだとダンパー長がもう少しだけ欲しいなぁという感じになります。
そんな時は、TA08のパーツの中で使わなかったこのパーツを使いましょう!
左が今まで使っていたダンパーエンドで、右が上のパーツです。右が少し長いのが分かりますよね。
この長いダンパーエンドに交換すれば、ダンパー長がちょうどよくなります。
さて、次やリヤですが記事が少し長くなりましたので、次回の記事に続きます。