今回のお話はノーマルのDB01が対象です。

DB01RR(ダブルアール)は取り付け方法が改善されてるので対象外で、DB01RRR(トリプルアール)やリヤのアップライトをカーボン強化パーツに変更してる人も当てはまらないので今回の記事は読み飛ばしてください。

ノーマルDB01はリヤアップライトがやや弱い

タミヤバギーの中では本当に良く走るDB01(個人的にはタミヤの最高傑作)ですが、先日のレースで普通に走ってるときに壊れてリタイアしちゃいました。。。

 

リヤアップライトに取り付けてるピロボールがネジ穴ごと抜けちゃってました。(下の赤丸のパーツ)

経験値が少し増えた今ならすぐに分かるのですが、ラジコン1年目で買ったDB01だったので何も気にせず組み立てて、今の今までそのままの状態で使ってました。(反省)

 

このDB01のリヤアップライトに付けるピロボールについては、取付方法を工夫した方が良いと思います。

 

ちなみにノーマルのDB01では説明書でピロボールの取付方法がこんな感じで指定されてます。

 

単純にネジ穴にピロボールをねじ込むだけですね。

激しい走りをしないなら、このままでも大きな問題は無いのですが、ジャンプや起伏の多いサーキットで走る場合はネジ穴にダメージが溜まってきやすいんです。

ネジ穴が広がってきて、どこかのタイミングでネジ穴を引きちぎって外れちゃいます。

なので、サーキットで走らせるならこの状態のまま走らせるのはあんまりおすすめしません。

DB01RRでは変更されてる

タミヤもそれを知っていたみたいで、DB01RRではこんな感じに変更されてます。

ビスを通してピロボールナットを取り付けるタイプですね。これなら両方からしっかりと締めこむことで外れにくくなって強度もアップします。

ちなみにアソシ6.1はこんな感じ

ハイエンドマシンのアソシ6.1では、片方から長めのピロボールを入れて反対側からロックナットで締めこむ構造になってます。

個人的にはこちらのやり方の方が好みなので、DB01もこのやり方を採用することにしました!

DB01のピロボールを交換

早速対策です!

まずは標準の短いピロボールを取り外して、長めのピロボールを用意します。(左がノーマル、右がハード六角ピロボール)

 

ピロボールはアルミ製を使うとすぐに消耗しちゃうので、少し値段が高いですが耐久性の高いスチール製のこちらのパーツがおすすめです。長さは8mmのタイプを選ぶのがポイント。

パーツが揃ったら、後はピロボールを交換するだけですが、ちょこっとだけ注意点があります。

取り付け時の注意点

もう一度こちらの写真を見てください。少し分かりにくいかもしれませんが、ハード六角ピロボールは、そのまま取り付けちゃうと高さが1mm低くなります。

 

なので、ノーマルのピロボールをハード六角ピロボールに交換する際は下の写真のように1mmのシムを入れて高さを1mm高くしないと取り付け位置が変わってセットが変わっちゃうので注意しましょう。

(1mmのブルーのシムを噛ませてるのが分かりますか?)

あとはナットでとめるだけ

右側のリヤもピロボールをスチール製の8mmに交換して

 

ナットで留める。簡単ですね!

これでピロボールが抜けるときは、アップライトごと壊すような大事故が起きた時だけ!

普通そんなクラッシュのときはアジャスターが外れるので、これでピロボールが抜けることはほとんど無くなりますね!

アジャスターが外れるだけなら、レースでもマーシャルの人が付けてくれるので少なくともリタイヤはしなくて良いので、絶対に対策した方が良いと思います!