それはまだ開業する前の話
同時期に社労士に合格した人たちで集まって飲み会をしたときのことです。
当時は開業前で、いろんなことを漠然と考えていました。
開業したらお客さんは法人かな。
ということは、いろんな会社の社長とお付き合いすることになる
会社の社長というのは、やっぱり会社を経営しているだけあって、変わった人が多いのかな
そうなると、変わった人とも上手くコミュニケーションをとれるようにならないといけないな
なんてことを考えていたわけです。
まぁ、実際は良い人ばかりでそんなことなかったんですが、当時はそんなこと分からないので、変わった人とも上手くコミュニケーションを取れるようにならないといけないと思っていました。
そんな時に開催された、同時期に社労士に合格した人たちとの飲み会です。
向いの席に、すごく変わった人(仮にAさんとします)が座ってて、これは練習のチャンスだと思ったんです。
「お客さんから依頼を受けて、信頼を勝ち取るにはどうしたら良いと思う?」と聞かれて
「あたりまえだけど、受けた依頼をきっちりとこなす」
「メールにはすぐに返信する」
「細部に気を配る」
とかいくつか答えたのですが、Aさんからの評価は
「甘い!」
「そんなことで信頼を得られるわけがない!」
くそーっ。全否定だ。
でも、ここでくじけたらこの先、変わった人と上手くコミュニケーションが取れないかも。
今は頑張り時だ!
そう思って、再度提案してみました。
「それでは、○○するというのはどうですか?」
「あー。全然ダメ」
「そんなことじゃ、信頼なんてしてもらえないよ」
またまた全否定です。
そして、話題は変わり、別の質問をされました。
質問された内容はもう忘れたのですが、その時も、いくつか案を考えて伝えたんです。
「○○なんてどうでしょう?」
「こんなのはいいと思いますけど」
すると、Aさんは
「ダメダメ、全然ダメ」
「ホントになってない」
また全否定・・・。
こんなキャッチボールが何度か続いたので、こんな風に思ったんです。
じゃあこの人が考えている正解って何だろう??
そう思って、質問しました。
「それでは、Aさんだったらどうしますか?」
さぁ。どう答える?
さぁ。答えを!(ドキドキ)
「それは、ケースバイケースだね。」
へっ?? (@ ̄Д ̄@;)
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
結局、得られた回答はこれだけ。。。
明確な考えや対案も無いのに批判してたのか。。
一生懸命対応していたこの時間はいったい・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
でも、今考えるとこれは良い経験でした。
開業前に、こんな変な人にぶつかったので、その後がすごく楽だったんです。
そして開業した私は、良いお客さん、良い同業者に恵まれて今に至るわけです。
Aさんにお礼言わないとね。
何事も経験ですね。
そして、何事も無駄ではないですね。
辛い人間関係も今後の糧にして頑張りましょう!
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