前回までの記事で、ようやくレストアが終わったホットショットⅡですが、試しにバッテリーをつないでタイヤを回してみると・・・。
ブォーンと言う音から始まって、回転が速くなるとバリバリバリという明らかにな異音がしました。
えーっ。
この時代のラジコンはこんなにうるさい音がするの??
いやいや、少々うるさいと言っても、こんなにうるさいはずがないですよね。
異音がする原因と場所を特定する
そういうわけで、異音の原因と場所を探す作業を始めました。
まず、タイヤとドッグボーンをはずしてモーターを回してみました。
「ブォーン・・・・バリバリバリ・・・」
うるさい・・・。どうやらドッグボーンじゃないみたいです。
次は、センタープロペラシャフトをはずして、後輪だけ回してみます。
「シューン」
おっ。静かになった。
どうやらうるさいのはフロントのギヤボックスのようです。
具体的な場所を特定する
具体的にどこがうるさいのかを特定するために、フロントのギヤボックスを取り外して、プロペラジョイントを手で回してみました。
あれっ。
何か少し引っかかりがあって、スムーズに回らないぞ。
ギヤボックスを開けて確認したけど、これと言って変なところはありません。
試しに、ギヤを一か所ずつ外して、ギヤボックスを閉めてプロペラジョイントが引っかかるかどうかを確認していきました。
何度か作業を繰り返し。。。
ついに分かりました!
どうやらこの2つのギヤのかみ合わせか何かが原因のようです。
この2つのギヤだけで引っかかりがありました。
ギヤボックスを開けて確認している時は特に問題ないけど、閉めると動きが悪くなります。
何だろう?
もしかして、ギヤとギヤが噛みすぎてるのかな?
そう思って、ギヤを削る作業に入りました。
まず、カウンターベベルギヤをヤスリで削って長さを少しだけ短くします。
この850ベアリングを入れる方を少し削りました。
次に、このカウンターベベルギヤのH3と記載されている部分のギヤの山を少し低くしました。(真ん中はあまり削らず、両端をメインで)
あともう一か所、このギヤもギヤの山を少し低くしました。(真ん中はあまり削らず、両端をメインで)
引っかかりがなくなった!
この作業で引っかかりがずいぶんなくなりました。
再度マシンを組み直してタイヤを動かすと、ずいぶん静かになりました!
今どきのマシンとまではいきませんが、異音は無くなりました!
それにしても、何でギヤのかみ合わせが悪かったんだろう?
その辺は良くわからいけど、とりあえず直ったので、次は走らせに行こっと。
今は、ホットショットとスーパーホットショットの復刻版がアマゾンで買えます
はじめまして。
ホットショットで同様の症状が気になり、ご紹介の方法で改善できました。
ありがとうございます(^ー^)
他にもDT-03も持っているので、とても参考になります。
はじめまして!
ホットショットは、深みがあって今の車には無い良さがありますよね!
症状が改善して良かったです。
知らない間にこのブログが役に立ってたんですね!
こんばんは。
この時代のマシン達は無駄なかっこ良さが魅力です(^ー^;
とても参考になりますよ!
スポーツチューンとトルクチューンの比較なんて、
おぉ・・・・
って唸ってしまいました。
はじめまして。
この現象はベベル(斜め向きのギヤ)の、
歯の山と山の間の窪んでいる部分に確か1か所だけ
少し盛り上がっている所があるのが原因です。
要するに最初から小石を噛んだような状態になっていると・・
ホットショット系後期モデルによく見られるので
おそらく当時の金型が痛んでいたんじゃないでしょうか。
なので丁寧に削ってやれば収まりますよ。
個人的には現在再販されているスペアパーツを
取り寄せるのが確実だと思います。
はじめまして!
貴重な情報ありがとうございます。
今度、分解して部品を確認してみます!