仕事柄、いろんな地域の役所に行くことがあるんですが、本当に痛感します。
「同じ都道府県でも地方に行けば行くほど、デキナイ職員の割合が増える!」
この話は、士業の「あるある」の1つだと思います。
たぶん、同業者ならみんな思っているはずです。
もちろん、個人差がありますし、どの役所でもデキル人とデキナイ人がいるのは仕方がないのです。
が、、デキナイ人の割合が、地方に行けば行くほど増えます。
これは経験則上、かなり当たっていると思います。
例えば、先日こんなことがありました。
それは、ハローワークに動物病院の求人を提出した際の話です。
職種の欄について
ハローワークへ求人申込書を職員へ提出!
求人の職種の欄に「動物看護師 兼 トリマー」と書いて出したんです。
すると。。
職員:「これって、動物看護師とトリマーの両方やるってことですか?」
職員:「えっと、これは【または】ってことですか?」
私:「えっ?【兼】ですよ」
私:「これは、両方やるってことです。」
(見れば分かるやん!こんなことで貴重な時間を使わないでくれ~。)
もちろん、これで終わりません。
時間はどんどん無駄に流れていくのでした。
年齢制限の書き方について
事業主さんの要望で、応募条件の年齢の欄に、「30歳以下(長期勤続によるキャリア形成のため若年者等を対象)」と書いて出したんです。
すると、なぜかその職員から驚きの発言が。。
職員:「30歳以下ってことは、29歳未満ってことですね。」
私:「いやいや。30歳以下ですよ。」
職員:「はい。29歳未満ですね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
思わず、10秒ぐらい黙り込んじゃいました・・・・・・。
でも、このままじゃいかん!反撃しなければ!
私:「いやいや、どうしても未満を使いたいなら31歳未満ですよ。」
私:「そもそも、この用紙には30歳以下って書いたので、そのまま載せてください。」
職員:「はぁ?・・。」←全然分かってない。
(まじかよ。こんなことで時間をムダにしないでよ。。。)
まだまだ、これだけで終わりません。
ムダな時間はどんどん流れていきます。
年齢制限の具体的な年齢について
上記のとおり、年齢制限のところに30歳以下って書いていたのですが、今度はこの年齢そのものにケチをつけだしました。
職員:「うちのハローワークでは40歳未満か35歳未満でしか書けないことになってます。」
私:「えっ?他のハローワークでは普通に30歳以下とか26歳以下とか書いてますよ。」
職員:「うちのハローワークでは、そのような決まりになってます。」
全くこちらの意見を受け付ける様子はありません。
しかし!ここで引き下がっては依頼者のためになりませんし、それではプロとは言えません!
もちろん反撃します!
私:「えっ。そんなの各ハローワークが独断で決めていいんですか?」
職員:「はい。年齢制限を入れる時は、経験を書けないことになってます。」(全然違う事を言い出す)
私:「いえ。そういう事ではなくて、年齢制限の記載を40歳未満しかだめというように、各地域のハローワークが独断で決めていいんですか?」
私:「独断で決めていいという法律や通達などの根拠があるんですか?」
職員:「根拠・・・、ですか?根拠・・根拠・・・。」
職員:「少々お待ちください。」
(そう言って、裏の偉い人のところに聞きに行く)
ホントもう、どうなってるんだ??
約2分後、職員が戻ってきました。
職員:「はい。どうしてもと言うなら、30歳以下という記載もできます。」
(これは、根拠がなかったな^^)
(しかし、なんとも無駄な時間を・・・・。)
この「どうしてもと言うなら」という言い方が引っかかりましたが、これ以上は突っ込みませんでした。
大事なのはこちらの言い分が通るかどうかだし、言い分が通ったからこれ以上無駄な時間を過ごすのは意味が無いからです。
と、まぁこんな感じで他にもいろいろと無駄なやり取りをさせられまして、普通なら10分ぐらいで終わるところを、1時間ぐらい付き合わされました。
たまらんでしょう。
地方に行くほど、こんな職員にあたる確率が高くなります。(個人的集計ですが)
ここで教訓
役所では、デキナイ人に当たったなと思ったときは、すぐに担当を変えてもらいましょう!
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