当事務所は、労務管理のプロです。
依頼をしてもらう会社には、どんどん良くなってほしいので多くの改善提案をします。
でも、会社によって大きな差が出ます。
専門家として改善提案をしたときに、社長によって反応が様々なんですが、すごい差がでるんです。
例えば、こんな感じです。
アドバイスを聞き入れる
「それ良いですね!」とすぐに採用する社長
アドバイスを聞いたあと、さらに工夫をする
「そういう話でしたら、こんなやり方はどうでしょう?」と自社に合わせた工夫をする社長
話は聞くが、アドバイスを聞き入れない
「だってこれは~。」「でもこんなのって~。」「他のところなんて~。」とごたくを並べて聞き入れない社長
こんなことを言いだした社長に、なぜこの提案が必要なのかを熱弁しても、「でもですね。」「だってですね。」「そんなのってですね。」とまたごたくを並べてめんどくさい状態になります。
アドバイスを受け入れない会社は、こうやって損をする
ある会計士さんがこんなことを言ってたのを思い出しました。
「社長によってはアドバイスしても、ぐだぐだ文句ばっかり言って全然聞き入れないんですよね。」
「提案しても毎回ぐだぐだ言われるんで、めんどくさくてもう提案しなくなっちゃいましたよ。」
「これからその会社には、当たり障りなく業務をこなして決算申告するだけですよ。」
うぁーっ。業種は違うけどうちも全く同じだ!
アドバイスを聞き入れてくれない社長の場合、結局めんどくさくなってだんだん改善提案をしなくなるんですよね。
逆に、アドバイスを聞き入れてくれる社長の場合は、こっちも提案しやすいので更なる提案をしてその会社はどんどん良くなるんです。
更に、アドバイスに対して工夫しようとする社長の場合はもっと良くなります。
こんな感じです。
「この部分をこのように改善するとこんな感じで良くなりますよ。」と提案
↓
「それ良いですね!でも、この部分をうちの会社に合せて修正するともっと良さそうです。」と社長から逆提案
↓
当事務所からそれを踏まえて更に改良したアドバイス
この流れが出来て、どんどん良くなっていくので仕事をしてて本当に楽しいです。
悪い点を改善提案しているのだから、それを更に工夫しようとする姿勢を持つと会社が成長しますよ!
特に労務管理は手法に正解がありません。
ある会社で上手くいった手法をそのまま他のところに持って行っても上手くいかないんです。
社風も違えば、社員の特徴も違うので当然ですよね。
アドバイス⇒職場に合わせて工夫⇒それを受けて更なるアドバイスという流れが重要なんですよね。
その会社に合ったやり方を生み出すというのが正解なんです。
この流れが出来る会社は最高です!
なので、最初から聞き入れないというのはね・・・。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する。
(羽生義治)
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログは、ふざけていても仕事は真面目
行政書士・社労士市川事務所の公式HP
ここでしか見られない重要な情報が満載
市川事務所のフェイスブックページ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□