前回まで、ちょこちょこ改造してきたセイントドラゴン(ホーネット)ですが、リヤがぴょこぴょこ跳ねるのは変わりませんでした。
その時に撮影したスロー映像がこちらです。(拡大しているので、映像が荒いです)
リヤが跳ねてますねー。
改造後のネオマイティフロッグは、ほとんど跳ねずに地を這うように走行するので、セイントドラゴン(ホーネット)も何とかしたいところです。
いろいろ検索してみるとローリングリジッドを残したまま、お手軽に改造する方法があるらしい。
リンクサス??って言うんですかね?
何かよく分かりませんが、とりあえず4独化はせずに動きを滑らかにする手法らしいです。
今はこの状態なのですが
↓
これをこうしたい!
しかし、ネットの情報は少ない
で、いろいろとブログなんかを調べてみたんですが、皆さんすごい改造してるんですが、細かい解説が無い・・・・・・・。
見てても、「ここはどうやってんの?」、「どうなってんの?」という疑問ばかり。。。
ギヤのギヤボックスにどうやってピロボールを付けてるの??
うーん。
こうなったら、自分で考えてやってみるしかない。
そう思って、いろいろと考えてみました。とりあえず、テーマは以下の2点
トリプルダンパーはそのままにしたい
ローリングリジッドの動きを滑らかにしたい
試行錯誤の開始
一番の疑問は、このギヤボックスのシャフトの両端にどうやってピロボールを取り付けるのか?という点です。
説明書にもあるとおり、ここに差し込むシャフトは直径4mmのシャフトです。
ここにラジコンで一般的な3mmのピロボールをどうやってつけるんでしょう??
シャフトを使わずに両端に上手くねじ込むことができるのかな?
でも、シャフトを使わないとトリプルダンパー化したダンパーを取り付けられなくなります・・・・。
さぁ困った。
そして、いろいろ考えました。
一般的な直径3mm両ネジシャフトを使って、その両端に「フランジパイプ」っていうんですかね?
これを差し込めば、4mm幅のシャフトの代りになるんじゃないでしょうか?
直径が3.9mmの物を使ってみました。
3mm両ネジシャフトは、100mmぐらいの長さがあればいいんだけどなぁ、と思いながら探してみるとありました。
このセットの中に直径3mmで長さ100mmの両ネジシャフトが入ってました!
これをホーネットのギヤボックスに通して、そこに先ほどの「フランジパイプ?」をはめてみました。
おおっ。ぴったり!
ここに3mm幅のスペーサーとピロボールナットをはめ込みます
おおっ。ばっちりじゃないですか!
というわけで、両端に付けました。
完璧!
今回使ったピロボールナットとアルミスペーサーはこちら
次は、シャーシ側の加工
ギヤボックスへのピロボール取り付けは上手くいったので、次はシャーシにピロボールを取り付けます。
こっちはそんなに難しくなくて、単にドリルで3mmの穴を開けて取り付けるだけです。
このまま取り付けると、強度が心配なので今回もホームセンターで金属パーツを買ってきました。
これを表と裏に貼り合わせてネジで止めました。
こんな感じですね。
いよいよ、ギヤボックスとシャーシをリンクさせる
いよいよギヤボックスとシャーシを接続です。
手元に余っていたネオマイティフロッグのステアリングロッドがちょうど使えそうなので、これを使う事にしました。
3mm×65mmの両ネジシャフトにアジャスターを取り付けた物です。
取り付ける前に、このサイドガードが邪魔なので取り外すことにしました。
後は簡単、パチッチっとはめ込むだけ!
上から見るとこんな感じ
右側面はこんな感じ
右側を上からみるとこんな感じ。
横から全体を見るとこんな感じ。
その効果は??
さて、問題は効果です。
とりあえず、ねじれ性能を確認するために障害物の上に置いてみる。
結構スムーズにねじれてくれました。
もう一段重ねてみる。
この高さまではギリギリいけました。
ノーマルとは比べ物にならないほどの可動域ですね。
早速、テスト走行!
あれれっ?やっぱりリヤは跳ねてますね。
やっぱり、構造上仕方ないのかなぁ?
良い対策が分からないのでとりあえず保留にします。
他にも、フロントがフリクションダンパーで、全然しなやかに動かないのですぐにハイサイドしちゃうという困った点があります。
次はとりあえずフロントをオイルダンパー化して、改善するかチェックしてみます!
追記:リンクサス化では効果がなかったので、リヤを左右独立型のギヤボックスに交換しました。