ホーネットやグラスホッパーは構造上の問題で走行中にリヤがぴょこぴょこと跳ねます。
ちょっとした段差で敏感にリヤが跳ねるのですが、そのたびにトラクションが抜けてスピードに乗りません。
前から気になってはいたのですが、前回ブーメランと一緒に走ったときに惨敗しまして、ついに重い腰を上げちゃいました。
ホーネットの4輪独立化を進めます!
ちなみに、今回の完成形を先に紹介するとこんな感じです。
何をしたかと言いますと、フロントは以前オイルダンパー化をしたので今回はいじらず、リヤのギヤボックスをサンダーショットの物に交換しました。
結構簡単にできたので、やり方を紹介していきます。
まずはサンダーショットのリヤをゲットする
今回使ったのは、サンダーショットのリヤのギヤボックスです。
それさえ手に入れば良いので、ヤフオクでジャンク品を安くゲットしました。
実際は、サンダーショットにこだわる必要は無くて、仕組みがほぼ同じなファイヤードラゴンやサンダードラゴンでもOKです。
たぶん、スコーチャーあたりでも良いと思います。(これは未確認)
今回届いたのはジャンク品なので、ところどころ欠品がありますが、必要なのはリヤだけなので問題ありませんでした。
早速、リヤのギヤボックスのみ分離!
これをホーネットのリヤとそっくり入れ替えるわけです。(左がホーネット、右がサンダーショット)
並べてみるとトレッド幅が少し広いようですが、まぁ大丈夫(だと思う。。)
リヤのギヤボックスを入れ替え
さぁ、ギヤボックスの入れ替えです。
でも、ここで悩む・・・。
ホーネットにどうやって、サンダーショットのリヤギヤボックスを取り付けよう。。。
手持ちの余った部品をいろいろと試してみたのですが、ボディに干渉するなど失敗が続きました。
なかなか取付用で良い部品が見つからなかったんです。。。。
で、ついに成功したのがこちらのパーツ
ミニ四駆用の強化パーツですね。
これがちょうど良い長さで、しかもちょうど4つ欲しかったところで、奇跡の4個入りという完璧な内容!
しかも激安で定価260円!
最高です!
ミニ四駆用という事もあって、ネジ穴が2mmだったのでラジコンで使用するために3mmのドリルで穴を広げました。
4つをマスキングテープでまとめて、一気にドリルで3mmへ!
こんな感じで、両端の穴を3mmにします。これでこの部品は完成です。
次はホーネットのシャーシに取付用の穴を開けます。
なぜ穴を2つ作ったかと言いますと、以前の改造用に買ったこのパーツを取り付けることで強度を確保するためです。
で、この金属パーツで補強しつつギヤボックスを取り付けるとこのようになります。
裏から見るとこんな感じです。
ちなみに、この赤い部分にスペーサーを入れて長さを調整しています。(この写真だと左に11mm、右に13mm)
ビスも、強度を考えてそこそこ長めの物を使用しました。
上の写真だと左側は20mm、右側は25mmのビスを使いました。
次はギヤボックスの上部の固定
次はギヤボックスの上部の固定です。
こちらは、もっと簡単!
もともと、オイルダンパーを固定していたネジ穴を使えばスペーサー要らずでバッチリ付きます。
こんな感じで、長さもぴったり(奇跡的ですよね)
モーター側も同じやり方で簡単に付きます。
これで完成です!
実際には、入れ替え前にメンテナンスをしました
上の説明では、いきなりギヤボックスを取り付けていますが、ジャンク品だったので実際にはメンテナンスをしました。
まずはギヤボックスを分解開始!
うぁ、汚いぞ!
ベアリングはプラベアリングでしたので、全部分解してフルベア化しました。
オイルダンパーも付いていなかったので、手元に余っていたDT-03用CVAダンパーのリヤを取り付けました。
こっちもラッキーで、長さがぴったりです。
ただし、そのままだとスプリングが弱めでイマイチだったので、スプリングを交換しました。
この中間のバネ(ゴールド)を使うとちょうどよくなりました。
完成!
グラスホッパーのボディも、干渉せずに搭載できます!
完璧ですね!
早くテスト走行したいです!
追記
テスト走行して、早速ブーメランとのリベンジマッチをしました。
追記:後日、取り付け方法を工夫しました。
取付方法を工夫して強度を上げた記事をアップしました。