今日は、Mシャーシで遊ぶなら絶対に知っておいて欲しいことを書きます。
中級者以上の人は知ってるけど、初心者の時は絶対に知らない、でもすごく大事なこと
それは、「タミヤMシャーシのタイヤは、袋ごとにグリップの差がかなりある」とういう事です。
タミヤMシャーシのタイヤは、ロットごとに違う。。。いやいや、実際は袋ごとにグリップ力が全然違います。
例えば、タイヤを2袋買ってきたとして、仮にこの2つの袋をそれぞれ、「袋1」と「袋2」とします。
この「袋1」に入っているタイヤ2本と「袋2」に入っているタイヤ2本はグリップ力が違うので、こんな感じで前後にごちゃまぜすると、全然車が安定しません。
ほとんどの場合、超絶オーバーステアになってクルクル回る車になります^^
なので、同じ袋に入っているタイヤは必ずセットで前輪か後輪に使うようにしましょう。
こんな感じか
こんな感じです。
どちらをフロントでどちらをリヤに使うかは、グリップの良い方をリヤに使うと多くのケースで走りやすい車になります。
この事は、サーキットに通い始めたときに常連さんに教えてもらったんですが、最初は「本当かなぁ。そこまでする必要あるのかなぁ。」って思ってました。
でも、実際に前後が混ざった状態だと本当に走りにくくて痛感したんです。
それからはタイヤを組むときに、ホイールの内側に番号や記号を書いて、セットが分かるようにしました。
例えば、「Bタイヤ 2020.1.10-1 SH」とか「Bタイヤ 2020.1.10-2 SH」のような感じです。
意味は、タイヤの種類はBタイヤ、作成した日は2020.1.10、組み合わせの番号が1や2、インナーの硬さがスーパーハードです。
こんな感じで、自分が分かる「しるし」を書くのをおすすめします。
袋によって、グリップ力はどのくらい違う??
袋ごとのグリップ力の違いは、細かく言うと本当は10段階ぐらい違うのですが、大きく分けるとグリップの段階は5段階ぐらいです。
私は、グリップ力の高い順にこのように名付けました。
1番.バリ食い
2番.ハイグリップ
3番.普通
4番.イマイチ
5番.うんこ
この1番と2番までが当たりタイヤ、4番と5番がハズレタイヤです。
袋に入った状態だと、どれが当たりか分かりにくいのですが、柔らかめのものが当たりであることが多い気がします。(この判断方法も絶対ではない)
ベストな組み合わせは?
で、実際に走らせるときの理想形は、フロントが「2番のハイグリップ」、リヤが「1番のバリ食い」です。
Mシャーシの場合、リヤグリップがすごく大事なのでグリップが良い方をリヤに、その次にグリップが良いのをフロントにすると良い場合が多いです。
このベストの組み合わせが見つかれば、本当にタイムが大幅に向上しますので、見つかったらレース用に保管しておきましょう!
ちなみに、タイヤのグリップが多少不足していても前後のバランスが良いと意外と走る場合があります。なので、ハズレタイヤでもあきらめてはいけません。
例えば、フロントに4番のイマイチ、リヤに3番の普通を付けたとき、意外にタイムが出る組み合わせが見つかる場合があるんです。
意外に曲がるし、タイムもそこそこ出る。そんな組み合わせがあります。
私は、それをチキチキ用に使ってます。
問題は、うんこタイヤ
でも、問題はうんこタイヤです。
全くグリップしなくて、フロントに付ければ全く曲がらないし、リヤに付ければリヤが滑りまくって全然走れません。
同じ金額のお金を払って買ったのに全く使えない。。。
2袋買って、タイヤを4本くみ上げて全部うんこタイヤだったときは涙が出ます。
今まで、私はうんこタイヤだった場合、すぐに捨ててました。
だけど、去年ついに見つけました。
運が良ければうんこタイヤが普通タイヤになる方法を見つけたんです。
それは、うんこタイヤにWD40という潤滑剤を染み込ませるという方法です!
WD40をティッシュやキムワイプに染み込ませて、うんこタイヤに塗り込むんです。
そして乾かしてた後にジップロックに入れておく。
2、3日放置して、また塗り込み、乾かした後にジップロックに入れる。これだけです。
練習でも全く使えなかったタイヤが、まぁ練習なら使えるかなというタイヤになります。お試しを。
(レースなどでグリップ材禁止されている場合はWD40も使用不可だと思いますので注意しましょう!)
ちなみに、グリップ材が使えるサーキットの場合は、グリップ材を塗る事で使えるタイヤにすることもできます。
本日のまとめ
タミヤMシャーシのタイヤは袋ごとにグリップ力が違うので注意しましょう!
袋ごとにグリップ力が違うので、他の袋のタイヤが混ざらないように、ホイールにしるしを付けよう!