ダートマスターって、リヤにモーターがあるのでカーペットコースなどで走らせるとフロントが軽すぎて難しかったりします。

もうちょっと前後のウエイトバランスがどうにかなればな~って思っちゃいますよね。

 

そんな訳で、今回はダートマスターのウエイトバランスを調整します。

 

ウエイトを積んで前重心にする

まずは、基本作業としてのウエイトを積む作業です。

 

これをフロントのサーボの隙間に入れちゃいます。(ロープロのサーボを使っている場合は隙間がある)

 

ここに5gのウエイトを8枚!

 

両面テープで固定しちゃいます。

 

ついでにシャーシの右側に5gのウエイトを2個積みました。

これは、ESCがシャーシの左側に積まれているので左右のウエイト差を整えるために積んでます。

 

バッテリーをショートリポにして前重心にする

ダートマスターはRB5がベースのマシンで、当時の設計ではスタンダードサイズのバッテリーを搭載するようになってるみたいです。

 

下の写真のようにシャーシの中央からリヤにかけてバッテリーを積み込む形ですね。

バッテリーはできるだけ前に積んでウエイトバランスを整えたいのですが、これだと前に積むことができません!

 

しかし!

 

今の時代はショートリポがあります!

 

なので簡単に解決できるんですねぇ。

 

こんな感じでウレタンスポンジをリヤ側に詰め込んで、フロント側にショートリポをセット!(写真がさっきと左右逆になっててすみません。右側がフロントです。)

 

後はバッテリーカバーを付けるだけ!簡単でしょ。

 

ここでもう一工夫

ダートマスターは、標準ではバッテリーホルダーには爪が付いていて(下の赤丸)、その分だけ隙間ができます。

 

こんな感じで、これ以上バッテリーが前に行かないんです。

 

なので、このバッテリーホルダーの爪をカットするか、表と裏を反転させて使う事でこのようにバッテリーをギリギリまで前に出すことができます。

これ以上ウエイトを増やすぐらいだったら、バッテリーを前に出した方が絶対に良いですもんね。

 

サーキット走行では、この僅かな違いが効いてくるんです。

 

あっ。ちなみにこのやり方は私が思いついたのではなくて、サーキットで教えてもらいまして、すぐにマネさせていただきました!

テスト走行

あとはスリッパークラッチを良い感じに調整すれば、いろんなタイプのジャンプにも対応できやすくなります。

 

ちなみにスパイクではリヤモーターだと一番手前の小さなジャンプが難しいのですが、重量バランスとスリッパーを上手く調整できるとこんな感じで飛べるようになります。

 

定点カメラで遠くが見にくいので、近くを走ったときのみを切り取って短時間の走行動画にしています。




こんな感じで、この日は結構調子よく走れました。

 

でも・・・・。

この後のレースではスリッパークラッチのメンテナンス不足で走りがおかしくなって・・・。

 

次からちゃんとメンテナンスします!