先日、セイントドラゴン(ホーネット)のシェイクダウンを済ませたのですが、その際に驚きました。

 

「ホーネットって、ぴょこぴょこ跳ねるし、アクセルオンでシャーシがカタカタってなる!」

「操作しにくい!」

 

とにかく加速時にカタカタってなるのが気になるんです。

 

言葉では伝えにくいので、こちらの動画を見てください。




 

ホーネットの特徴であるローリングリジッドの副作用でこんなことになってるらしいんですが、何とかならないんでしょうか?

 

ローリングリジッドを固定してしまえば簡単に対応できるんだと思いますが、それだとホーネットの意味がないしなぁ。何とかならないかなぁ。

 

と言うわけで調べてみました。

ホーネットのトリプルダンパー化が有名

Googleで検索したところ、有名な対応として「トリプルダンパー化」ってのを見つけました。

下の写真のように、リヤにもう一本ダンパーを追加するという改造です。

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この改造だと、ローリングリジッドを残したままカクカクした動きが無くなるらしいんです。

こちらがトリプルダンパー化したときの動画です。




トリプルダンパー化の手順

ホーネットのトリプルダンパー化は、いろんな人がいろんな方法で実現してるのですが、今回は先人の手法を参考にしながら自分なりのやり方で実現してみました。

 

ダンパーを取り付けるからには、上と下に固定できる場所を確保する必要があるので、それぞれ紹介します。

ダンパー下部の固定

まずは、ダンパーの下部を固定する場所を作ります。

 

これは先人の手法を参考にしました。

 

このギヤボックスを加工します。

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ここにドリルやヤスリを使って4mm幅の穴を開けるんです。

ここは、せっせと頑張ります。

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違う角度から見るとこんな感じです。

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ここに、ダンパーの下部を固定するわけです。

 

手元に余っていたCVAダンパースーパーミニを使う事にしました。

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こうやって、シャフトに通して固定します。

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横から見るとこんな感じです。

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これで、ダンパー下部は固定できましたね。

ダンパー上部を固定

次は、ダンパー上部を接続する場所を作ります。

 

シャーシについている、この意味のない出っ張りをカットしてヤスリがけをします。

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こんな感じで、平らにするわけですね。

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この場所にピローボールを取り付けたいのですが、シャーシ自体が柔らかくて、そのまま取り付けると強度が心配です。

すぐ壊れそうなんですよね。

 

そういうわけで、ちょっと工夫です。

ここに、ホームセンターで買ってきた金属製の平板を取り付けて固定することにしました。

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ドリルでシャーシに取付用の穴(3mm)を開けて、ネジで固定しました。

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金属製の平板は、裏側にも取り付けて強度を確保しました。

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で、ここにダンパーを取り付けるわけです。

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バッチリ固定できました!

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シャーシの裏側から見るとこんな感じです。

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取り付けの前後を比較

ダンパーを取り付ける前のホーネットはこんな感じです。

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取り付けるとこんな風になります。

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反対側の取り付け前。

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取り付け後。

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基本的に、ヤスリがけと穴あけの作業だけなので簡単にできました!

 

これで、あのアクセルオンでカタカタなるのが改善されて、さらにローリングリジッドが活きたままってのが良いですよね。

 

トリプルダンパー化の前後比較と、ローリングリジッドが活きたままでひねりの動きが残っている点を動画でまとめました。




 

さぁ、次は実際に広い場所でテスト走行!

 

と、その前に。

次の記事ではフロントのワイドトレッド化をします。