今日は、TT-01の車高を下げてみました。
なぜ車高を下げるのかといいますと、最近TT-01がすぐに横転するようになってきたからです。
暖かくなってきて、タイヤのグリップが上がってきたのか知らないですけど、今までと同じスピードで曲がろうとしてもハイサイドをおこして横転するようになっちゃったんです。
こりゃいかん!
横転対策はいくつかあると思いますけど、車高を下げることも効果があります!
今まで車高に関しては、一切いじってなかったので完全なノーマルです。
測ってみると、フロント、リヤともに13mmもあった。。。
ちょっと車高が高すぎるかな。
で、どうやって車高を下げるのかが分からないので、早速Googleで検索!
出てきたのは
- ダンパー内部にスペーサーなどを入れて短くする
- ダンパーのバネを弱くしたり、短くする
こんなんばっかり。
1は、ダンパーを分解してオイルを抜かないといけないのでメンドクサイ
しかも、走らせた後に微調整しようにもまた分解しないといけない。。。。
2は、どうなんでしょ?
バネも種類が多くてよくわからないし、微調整ってできるのか??
何か微妙。
納得いかないので、もうちょっと調べてみよう。。。。
ついに良い方法が見つかる
すると、こんなのが見つかりました!
- B部品をTT-01Dのものに交換する
この方法は、なかなか良さそう。
何が良さそうかと言うと、車高の高さをイモネジを締めたり緩めたりすることで、簡単に微調整できるというところです!
早速買ったのがこちらTT-01D B部品
TT-01D用のパーツなので、組み立て方がちょっと違うようです。
と言うわけで、いつもどおりタミヤのHPからTT-01Dの説明書をダウンロードして作業しました。
こちらが、ロアアームなんですが、イモネジが付いているのが分かりますか?
このイモネジを締めると、リバウンド量を調整できると同時に車高を調整できるという仕組みです。
バンパー側は、イモネジが当たる部分に金属パーツを取り付けるようになってます。
しかし、悲劇が
よーし!
どんどん、組み立てて車高調整できるようにするぞ!
意気揚々と組み立てて行くと
あれ??
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
ロアアームのイモネジが、デフカップと干渉する・・・・・・・。
まじかよ。
どうやら、ノーマルのデフカップだとダメなようです。。
TT-01Dの説明書をよ~く見ると、イモネジを付けるパターンの場合はユニバーサルシャフトを使っていて、専用のカップジョイントというパーツを使うようです。
確かに、軽が小さい。
これなら干渉しなさそう。
でも、これに変更するならユニバーサルシャフトも買わないといけないなぁ。
うーん。高い。。
でも、ここまで来たからには後に引けません!
駆動効率も良くなるし、と自分に言い聞かせます。
フロント、リヤそれぞれに使うので2セットずつ購入しました!
早速、ユニバーサルシャフトを組み立て
ユニバーサルシャフトを組みこんだら、無事にイモネジと干渉しなくなりました!
良かった良かった。
いよいよTT-01の車高を下げる
さぁ、いよいよ車高を下げる時がやってきました。
六角ドライバーを使って、ロアアームのイモネジを締めていきます!
回している所を拡大するとこんな感じ
前後左右、4か所をバランスよく調整した結果、13mmあった車高も7mmまで下げました!
比べてみると、一目瞭然!
早速走らせて確認してみる
実際に走らせてみると、見た目から明らかに違う!
前に比べると、地を這うような感じです。
そして、問題のコーナーですが
おっ。
前と同じスピードでコーナーに突入しても、横転することなくすごく安定しています!
なかなかいい感じです!
いやぁ、お金かけた甲斐がありました!
車高を下げてテスト走行した際の動画はこちら(音が出ます)
2015年9月9日 追記
上で紹介した方法は、結構大変ですが、もっと簡単な方法がありました。(と言うより、車高を下げるやり方を間違っていた。)
単純に、ダンパーのバネを短いものに換えるという方法です。
ホントに、たったこれだけ。(何で早く気がつかなかったんだ・・・・)
左がショートタイプのバネで、右がCVAダンパースーパーミニに付属のノーマルバネです。
これをダンパーに装着するとこんな感じで、明らかに長さに差が出ます。
(先ほどと左右が逆ですみません)
早速装着!
バネだけだと、車高が5mmぐらいになっちゃうので、バネの上にスペーサーを入れて車高が9mmぐらいになるように調整しました。
バネは、フロントをミディアムにして、リヤをハードにしました。
バネの値段は、約500円・・・・。
最初からこっちでやればよかったよ。