TT-02 TYPE-Sには、他のマシンと同様に多くのオプションが発売されています。

 

しかし!個人的には、このオプションは不要だと思うものがあります。

 

買っても、ほとんど意味がなかったり、逆にセットが出しにくくなったりします。

 

今日は、そんな不要だと思うオプションを紹介します。

1.アルミアッパーアームマウント

 

このパーツは、シャーシ側のアッパーアームの取り付け位置の高さを調整できるオプションです。

取り付け位置の高さを調整できるようになるなら、必要なオプションでは?と思いますよね。

 

でも、このオプション・・・・。

 

なぜか普通に取り付けると、アッパーアームの取り付け位置が標準より高くなっちゃうんです・・・・。

 

こちらが標準の取り付け方法なんですが、アルミアッパーアームマウントを付けるとこの場所より高い取り付け位置になっちゃいます・・・。

スペーサーを全て外せば標準と同じ高さになるらしいんですけど、それ以上は下げることは出来ないという。。。

 

しかも、フロントとリヤの両方に取り付けようと思ったら2セット買わないといけないという・・・・・・。

 

取り付け位置を、標準より下げたり上げたりできるなら意味があると思うんですが、上げる事しか出来ないという何とも中途半端な感じがします。

 

私の場合は、アッパーアームの角度を変更したい場合は、この外側のピロボールを取り付ける場所にシムを入れたり外したりして調整しています。

そのため、このオプションを導入する必要は無いかなと判断しています。

2.カーボンダンパーステー

ダンパーの取り付け剛性を高めるカーボンダンパーステーですが、これもいらないと思います。

 

 

なぜかと言うと、TT-02 Type-Sに標準で付いてくるダンパーステーでも結構強度があるんです。

 

そもそも、TT-02 Type-Sで楽しむ速度域って時速30km~40kmぐらいだと思います。

ハイエンドマシンのような速度域で走るなら話は別だと思うのですが、タミグラやタミチャレあたりの速度域であれば標準のダンパーステーで十分だと思います。

 

実際、私はローカルサーキットでレースに出てますが、標準のダンパーステーで何の不満も感じたことないのです。(細かい違いの分からない男ですし)

 

標準ので結構丈夫だし、高いお金を払ってオプションを入れなくても良いかなと思います。

3.ダブルカルダン

今のツーリングカーでは、ほぼ当たり前になってきたダブルカルダンですが、TT-02 Type-Sではどうでしょうか?

ダブルカルダンはシャフトの関節が2か所になる事で、コーナリング時にシャフトがスムーズに回るようになるらしいです。(特にデフを重いセットにしている時に効果があるらしい)

 

また、通常のユニバーサルシャフトでは、ステアリングを切った時の駆動域の限界がすぐにきます。

 

例えば、TA-07やM-07などにユニバーサルシャフトを取り付けている状態で試してみてください。

 

車輪を浮かした状態でアクセルをMAXにして、ステアリングを最大に切るんです。

 

すると、ユニバーサルシャフトの駆動域の限界を超えて、音が大きくなって更にガタガタと振動するはずです。

 

ダブルカルダンに交換すると、この現象がなくなり改善するので分かりやすいのです。

 

が、しかし!!

 

TT-02 Type-Sでは、通常のユニバーサルシャフトでも駆動域の限界を超えないのか?全く音が大きくならないですしガタガタと振動することも無いんです。

 

ダブルカルダンを試したこともありますが、タイムは全く変わらず・・・。

 

しかも、薄いベアリングを使わなければならない分だけメンテナンスサイクルは増えます。(めんどくさがりなので辛い!)

 

結局、TT-02 Type-Sではシングルのユニバーサルシャフトに戻して、実際にこの状態でレースで戦ってます。

コーナーでの失速感も感じたことないですし、何の不満もないです。

 

これは、ダブルカルダンを入れる必要はないと結論付けました。

 

そんなわけで、今回紹介した3つのオプションはTT-02 Type-Sにはいらないと(個人的に)思います。

 

その分、他のところ(タイヤなど)にお金をかけましょう!