以前紹介したのですが、TT-02 TYPE-S(ラリー)のアルミナックルはスクエア製のものを使ってました。(当時の記事はこちら)
ラリー用なので車高を高くしてたのですが、そうなるとステアリングアームに角度が付いてしまい、強烈なバンプインが付いてしまいます。
そんなバンプインを避けるために、ナックルのピロボールの位置をスペーサーを入れることで高くしていたのですが、そうするとテコの原理であっさりとナックルが曲がってしまいました。。。(写真でもピロボールが思い切り斜めになってるのが分かる)
スクエア製のアルミナックルってすごく丈夫で簡単には曲がらないのにこの状態になっちゃいました。
別に大きなクラッシュをしたわけじゃないのに、急にトリムが大きくずれたのでおかしいなぁと思って確認してみるとこの状態でした。
そう聞くと「本当はぶつけたんじゃないの?」って思いますよね。絶対そう疑われますよね。
実は、もう一人私と同じようにTT-02Type-Sをラリー化している上手い人がいるのですが、私と全く同じことを言ってました。
「別にぶつけたわけじゃないのに、ジャンプの着地とか、ちょっとこすったとかそんなタイミングで簡単に曲がる」って。
だから、スペーサーを入れるのをやめて、別の対策をするようにしたみたいです。ね、やっぱり曲がるみたいですよ。
そこでM-05Ra用のアルミナックルを搭載
自分は自分なりに対策をしようと考えて手元のパーツを見ていたところ
「あれ?M-05Ra用のナックルって、もともとラリー用だからナックルの形状の段階でピロボールが高い位置に付くぞ!」
これは行ける!
そんな訳で、TT-02Type-Sラリー仕様のマシンにM-05Ra用のアルミナックルを取り付けることにしました!
取り付けは簡単だけど注意点が2つ
取り付け作業自体は、ナックルを交換するだけなのでとても簡単なのですが注意点が2か所あります。
1つは、TT-02Type-SのアスクルはM-05Ra用と比べて1mm短いので、手元にあったこちらと交換しました。(今回使ったのはイモネジで留めるタイプ)
もう一つの注意点は、ナックルの上に入れるスペーサーです。標準では0.7mmを入れるのですが、そのままではきつすぎて動きが悪くなるので0.5mmに交換しました。(下の写真のシルバーのスペーサー)
これでピッタリついて、動きもスルスルになります。
これでスペーサーいらず
M-05Ra用のナックルを取り付けると、ナックルの形状のおかげでステアリング用のピロボールを取り付ける際にスペーサーが不要になります。
スペーサー無しでもステアリングアームが水平になるんです。これでナックルが曲がることはほとんどなくなると思います。
まるでツーリングカーに取り付けてるみたいでしょ。
当然、キングピンはネジロック
アルミナックルの場合、ネジロックしておかないと走行中に少しずつ緩んで外れちゃうので当然ですがネジロックしました。(これ重要)
ネジロックについての詳しい内容は先日書いたこちらの記事をごらんください。
TT-02 Type-Sをラリー化して、更にその後の改造記事の一覧です。